問合せ:健康づくり推進課(電話:025-520-5841)
働き盛り世代の人でも、血管が詰まったり破れたりして起こる脳卒中や心筋梗塞などの病気で倒れ、これまでの生活を送れなくなる人がいます。「生活習慣病」と呼ばれるこれらの病は、健康診査をきちんと受診し、結果を確認したり、保健指導を受けたりして、体の状態にあわせて日々の暮らしを見直していくことで予防することができます。
いつまでも元気に自分らしく毎日を過ごせるように、健康診査を受診して、自分の体の状態を確認しましょう。
上越市の国民健康保険加入者が受ける特定健診注の受診率は、国・県の平均に比べ高いものの、対象者のうち約半数が未受診です。
また、特定健診の結果、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による予防効果が期待できると判定された特定保健指導の対象者のうち、3割の人は指導を受けていない状況です。
健康づくり推進課 今野 和美保健師長
遺伝や加齢に加え、食生活の偏かたよりや運動不足などの生活習慣が続くと、血液を変化させ血管を傷めます。血液や血管の変化は痛みを伴わないので、知らず知らずのうちに血管が傷んでいきます。自分では気付くことが難しい、血管と血液の状態を知るためにも、健診を受ける必要があります。
血管や血液の変化に気付かないまま、偏った生活習慣を続けると、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を発症するリスクが高まります。
当市でも、特に働き盛りの男性で、血圧が高めの人や肥満になる人が増加傾向にあります。
血圧が高い状態が続いたり、血液中の糖分が増えすぎたりすると、血管の壁に炎症が起こり、血管の内側を傷つけます。その傷に血液中のコレステロールなどの脂質が潜りこみ、「プラーク」と呼ばれるコブを作ります。プラーク
が溜まっていくと、血管が狭く硬くなり、血液の流れが悪くなる「動脈硬化」を引き起こします。動脈硬化は、脳卒中や心筋梗塞などの病気を招く原因となります。
これらの病気は生活を大きく変化させ、健康寿命(健康上の問題がなく日常生活を送れる期間)を縮めてしまうことになりかねません。
血管が傷んで起こるこれらの病気は、食生活や運動などの生活習慣を改善することで予防することができます。
血管と血液の状態を正しく把握し、健診結果にあわせた生活習慣の選択を行うためにも、まずは、年1回の健診を受けてください。
健康診査カレンダー(令和6年度版):広報上越4月号とあわせて配布します。
案内はがき:令和5年度に市の健診(がん検診のみの受診は除く)を受診した人宛てに、3月下旬に送付します。
健診は受けて終わりではありません。
結果から自分自身の体に起こっていることを理解し、生活を見直したり、きちんと医療機関を受診したりすることが大切です。
主に以下の項目を確認してみましょう。
項目 | 概要 | 保健指導・受診推奨判定値 |
---|---|---|
腹囲 | へそ周りを測定することで、蓄積した内臓脂肪の状態をみます | 男性85.0cm以上 女性90.0cm以上 |
中性脂肪 | 体のエネルギー源ですが、血中で多くなると動脈硬化を進めます | 150mg/dl以上 |
HDLコレステロール | 血管内部に付着した余分なコレステロールを運び去ります。いわゆる「善玉コレステロール」です | 39mg/dl以下 |
項目 | 概要 | 保健指導・受診推奨判定値 |
---|---|---|
収縮期血圧(最大血圧) | 心臓が収縮して血液を送り出したときに血管にかかる圧力 | 130mm/Hg以上 |
拡張期血圧(最小血圧) | 心臓が拡張したときに、血管が元の太さに戻りながらかかる圧力 | 85mm/Hg以上 |
項目 | 概要 | 保健指導・受診推奨判定値 |
---|---|---|
血糖値(空腹時) | 血液中のブドウ糖の量。エネルギー源として大切ですが、増えすぎると血管を痛めます | 100mg/dl以上 |
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー) | 赤血球中のヘモグロビンとブドウ糖が血管内で結合したもの。ブドウ糖が血中に多いほど、値が高くなります | 5.6%以上 |
項目 | 概要 | 保健指導・受診推奨判定値 |
---|---|---|
LDLコレステロール | 血液中に増えすぎると血管内部に付着し、動脈硬化を進めます。少なくすぎると血管がもろくなります | 120mg/dl以上 |
市では、以下の方法で健診結果の見方の説明や、食生活・運動習慣の見直しの提案などの支援を行っています。
1.市の健診を受けた人
2.1.以外の人
市の「結果説明会」や「健康講座」で提案している改善方法の中から、オススメしたい方法を2つ、ピックアップしました。健診結果が良かった人もそうでなかった人も、毎日の生活に取り入れてみてください。
血液中の糖や脂質の数値が高い人は特に、糖質やコレステロールの吸収を抑えてくれる野菜を食べることが効果的。1日に野菜1皿70g5皿を目標にしてください。
材料
作り方
ワンポイント
(注)持病がある人は、摂取量を主治医にご相談ください。
糖分が全身の細胞に流れる食後1時間程度に、お尻や太ももなどの大きな筋肉を使うことで、余分な糖分を消費し、血糖値を下げ、メタボリックシンドロームの予防になります。
(左から 長谷川絵美管理栄養士、渡部景子保健師、加藤敦子保健師)
市では健診に関すること以外にも、健康についての相談を受け付けています。自身の体の状態が気になる人は、健康づくり推進課(電話:025-520-5841) や各総合事務所の保健師・栄養士まで、お気軽にご相談ください。
問合せ:市民安全課(電話:025-520-5660)、危機管理課(電話:025-520-5665)
1月1日に発生した能登半島地震は、当市にも多くの被害をもたらしました。
市では、今回の地震発生に伴う一連の対応を振り返り、今後の災害に備えていきます。
市民の皆さんも、改めて「上越市民防災ガイドブック・避難所マップ」や各種ハザードマップを確認するとともに、非常持出品の準備や自主防災組織の活動への参加など、「いざというとき」に備え、できることから取り組むようお願いします。
非常食
感染症予防
救急医療品
その他
自主防災組織とは、町内会などで地域住民が自主的な防災活動をお互いに協力し合いながら行う組織です。災害が起こったときに、毎日顔を合わせている隣近所の人たちが集まり、互いに協力し合いながら、防災活動に組織的に取り組み、地域の被害を最小限に抑えることが、自主防災組織の役割です。
平常時
日頃から大規模な災害の発生について考え、備えるための活動を繰り返し行います。活動には防災アドバイザーをご活用ください。
災害時
大規模な災害が発生したときに、協力して人命を守り、被害を最小限に抑えるため、落ち着いて適切な行動をとります。
皆さんの一日も早い生活再建を支援するため、各種支援制度を設けています。
各種支援制度の最新情報は、市役所などに備え付けたチラシや下記ホームページの確認、または、各担当部署へ直接お問い合わせください。
問合せ:市民課(電話:025-520-5685)
3月から4月は、引っ越しなどの手続きで窓口が大変混み合います。手続きは、待ち時間を除き平均30分程度かかりますので、余裕をもってお越しください。
(注)進学や就職などで引っ越しする人(住所を異動する人)は、住民基本台帳法に基づき、転出・ 転入の手続きが必要です。忘れずに住所を届け出てください。
月曜日~金曜日(祝日を除く)の午前8時30分~午後5時15分。
ただし、3月31日(日曜日)・4月7日(日曜日)は、臨時窓口を開設します。
市民課、各総合事務所、南・北出張所
本人確認できるもの(マイナンバーカード、運転免許証、在留カードなど)
(注)マイナンバーカードや住民基本台帳カードを持っている人は必ず持参してください。
転出の場合:異動予定日のおおむね2週間前から異動予定日まで
転入・転居の場合:新しい住所地に住んでから2週間以内(新しい住所地に住む前の手続きはできません)
転出時は、住民異動届が必要です。
届け出により転出証明書を発行しますので、転出先の市区町村へ提出し、転入手続きをしてください。
該当する制度やサービスなどを利用している人は手続きをしてください。
引っ越しの日が決まり次第、早めに申し込んでください。事前に申し込みがあった場合には、日曜日や祝日も作業を行います。
申込方法:ガス水道局料金センター(電話:025-522-7030)に問い合わせるか、ガス水道局ホームページの「お申し込みフォーム(外部リンク)<外部リンク>」から申し込んでください。
マイナンバーカードにより、手続きがより便利になりました。ぜひご利用ください。
手続き | 郵送での請求 (市民課へ問合せ) |
マイナンバーカード (各自でお手続き) |
---|---|---|
転出届 | ![]() |
![]() (マイナポータルを通じてオンラインで届け出可能) |
戸籍謄本・抄本 住民票の写し 印鑑登録証明書 所得・課税証明書 |
![]() |
![]() (コンビニエンスストアで取得可能) |
除籍謄本・抄本など | ![]() |
![]() |
(注)転入先市区町村の窓口で、転入届などの手続きが別途必要です。
問合せ:市民課(電話:025-520-5685)、南出張所(電話:025-525-4151)、北出張所(電話:025-544-2111)
3月1日(金曜日)~11月29日(金曜日)
午後5時15分~午後6時
(注)住民異動届(転入、転出、転居など)、印鑑登録、マイナンバーカードに係る手続きは午後5時15分まで。
(注)戸籍に関する届け出(出生、死亡、婚姻など)は時間外受付で手続きしてください。
開設時間:午前8時30分~午後5時15分
場所 | 手続きができる届け出など | 開設窓口 | 問い合わせ | |
---|---|---|---|---|
市役所木田庁舎 | 1階 | 住民異動届(転出、転入、転居など) (注)他市町村へ照会が必要な場合や、転出証明書を持参しない特例転入は手続きができない場合があります。 |
市民課 | 025-520-5685 |
戸籍謄・抄本(除籍、原戸籍を含む)、住民票の写し、印鑑登録証明書などの交付、印鑑登録 (注)戸籍、住民票の写しは広域交付を除く。 |
||||
戸籍に関する届け出(出生、死亡、婚姻など) | 025-520-5686 | |||
マイナンバーカード、電子証明書に関すること | 025-520-5826 | |||
一般旅券(パスポート)の交付(受け取り) (注)申請はできません (注)事前に収入印紙と新潟県収入証紙を購入してお越しください。 |
パスポートセンター (市民課内) |
025-520-5687 | ||
ごみの分別方法の相談や分別ガイド、収集カレンダーの配布 | (市民課ロビーにて) 生活環境課 |
025-526-5111 (注)問合せは平日のみ |
||
し尿くみ取りに関する相談、届け出(新規、廃止) | ||||
防災ラジオの配布(一部区域を除く合併前上越市の区域への転入者)と回収(転出者) | (市民課ロビーにて) 危機管理課 |
025-520-5665 (注)問合せは平日のみ |
||
防災ガイドブック・避難所マップ、津波・洪水ハザードマップの配布 | ||||
国民健康保険の各種申請、相談 | 国保年金課 | 025-520-5714 | ||
国民年金の加入届、免除申請、学生納付特例申請 | 025-520-5716 | |||
後期高齢者医療制度、老人医療費助成制度の各種申請、相談 | 025-520-5717 | |||
障害者福祉に関する各種申請、相談 (注)申請、相談の内容により、即日対応ができない場合があります。 |
福祉課 | 025-520-5695 | ||
介護保険の各種申請 | 高齢者支援課 | 025-520-5705 025-520-5706 |
||
高齢者福祉サービスの相談 | 025-520-5707 | |||
児童手当、児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成、 子ども医療費助成、妊産婦医療費助成の各種申請 乳幼児健診、児童に係る予防接種の相談、母子健康手帳の交付 |
こども政策課 | 025-520-5726 | ||
2階 | 所得、資産、納税証明書の発行 | 税務課 | 025-520-5649 | |
市税、介護保険料、後期高齢者医療保険料、保育料、 市営・県営住宅(駐車場)使用料の納付受付 |
収納課 | 025-520-5654 | ||
保育園、認定こども園の入園相談 (注)3月31日(日曜日)のみ開設します。 | 幼児保育課 | 025-520-5720 | ||
教育プラザ | 放課後児童クラブ利用申請、相談 (注)3月31日(日曜日)のみ開設します。 | 学校教育課 | 025-545-9271 | |
転入学の案内、相談 (注)3月31日(日曜日)のみ開設します。 | 025-545-9244 | |||
ガス水道局 | 転居などに伴うガス、水道の開閉栓、料金の納付受付 | 料金センター | 025-522-7030 |
(注)各総合事務所でも、市役所木田第1庁舎と同様の業務(パスポートの交付を除く)を行います。南出張所(025-525-4151)、北出張所(025-544-2111)でも窓口を開設しますが、一部行っていない業務がありますので、問い合わせてください。
問合せ:農政課(電話:025-520-5747)
応募いただいた57作品のうち、一次選考を通過した5作品を対象に、10~11月にかけて行った一般投票では、1,162票の投票をいただきました。集計の結果、ロゴマークは最多の596票を獲得した上原悠雅さんの作品に決定しました。多くの皆さんから投票いただき、ありがとうございました。
ロゴマークは令和6年度から「上越市地産地消推進の店」の新たなシンボルとして、認定店のホームページや、店頭の販売促進資材などに掲載し、活用していきます。
作者コメント
ロゴマークのシルエットはどんぶりをイメージし、上越市の食材をお腹いっぱい楽しむ意味を込めました。 自分のデザインしたロゴマークが上越市の地産地消の機運を高めるきっかけになれば幸いです。私は沖縄県出身なので、上越市に遊びに行く際はいろいろな上越の食材を楽しみたいと思います。
中山間地域の活性化に取り組む「地域おこし協力隊」として、関せき根ね 照てる美み さん(吉川区山直海地区)が着任し、中川市長から辞令交付を受けました。
関根さんは、「農業をやりたいと思い移住を決めた。近所の人も歓迎してくれていて、環境もとても気に入っている。早く地域に慣れて、地域が盛り上がるような活動をしたい。」と抱負を語りました。関根さんはこれから、地域の担い手として、棚田の維持管理や永田農法による米作りに取り組みます。
令和5年度(第61回)新潟県広報コンクール(主催:新潟県広報協議会)において、「広報上越」令和5年9月号が広報紙の部(審査対象17点)で、最高賞の「知事賞」を受賞しました。受賞号では、生誕140周年を迎えた上越市出身の日本画家・小林古径をテーマに特集記事を掲載し、審査員からは「地元愛の醸成につながるような特集テーマが良かった」「特集を含め、全体的に内容が濃い」などの評価をいただきました。
今後も、市民の皆さんの暮らしに役立つ広報紙作りに取り組んでいきます。
問合せ:公益社団法人上越観光コンベンション協会(電話025-543-2777)、観光振興課(電話025-520-5741)
今年も、高田城址公園とその周辺を含む約4,000本の桜の開花にあわせて観桜会を開催します。
ライトアップされた高田城三重櫓と、約3,000個のぼんぼりの明かりに照らされた桜がお堀の水面に映る、「日本三大夜桜」の景色をお楽しみください
会場内に駐車場はありません。鉄道や路線バスなどの公共交通機関を利用するか、周辺に 開設する臨時駐車場(一部有料あり)を利用し、徒歩またはシャトルバスでご来場ください。
(注)桜の開花状況により、シャトルバスの運行および臨時駐車場の開設場所が異なりますので、 最新の情報は上越観光Naviホームページ(外部リンク)<外部リンク>で確認してください。
(注)交通規制実施中は、路線バスが迂回運行となります。詳しくは各路線バス会社にお問い合わせください。
終日
午後6時~7時
午前10時~午後9時
高田図書館は通常どおり開館していますが、駐車場の利用ができませんので、期間中に本の返却期限が到来しないよう、貸出期間を延長します。
また、直江津図書館、浦川原分館、頸城分館、各公民館図書室に本を返却することができます。