問合せ:市民安全課(電話:025-520-5661)
近年、全国的にオレオレ詐欺など「特殊詐欺」の被害が増加しています。今号では、特殊詐欺の代表的な手口や市内の被害発生状況、被害に遭わないための対策について紹介します。「いつ自分や家族が狙われてもおかしくない」という意識を持ち、大切な財産を守りましょう。
市民安全課 久保田主事
電話やはがき、メールなどで親族や公共機関の職員などをかたり、現金やキャッシュカードをだまし取る犯罪のことです。
被害の多くは、1本の電話や1通のはがき、メールがきっかけです。被害に遭った人の多くは、「私は大丈夫」「自分がだまされるわけない」といった思い込みから犯人の言葉巧みな手口にだまされ、被害に遭っています。
正しい知識を身に付け、すぐに相談できる環境を
特殊詐欺の被害は、20代から高齢者まで、幅広い年代で発生しています。被害を防ぐためには、詐欺の手口について正しい知識を身に付けるとともに、「これは詐欺かもしれない」と思ったときに、気軽に相談できる家族や友人などが身近にいることも大切です。被害に遭わないためにはどうすればよいか、日頃から家族や地域で話し合いましょう。
市内で被害の多い代表的な手口を紹介します。
上越警察署管内の特殊詐欺被害は、被害件数、被害額ともに2年連続で県内最多となっています。
最も有効なのは犯人と話をしないことです。
家庭用電話機に下の設定や購入、設置を行い、犯人からの電話に出ないことを心がけましょう。
上越警察署 生活安全課 本多課長
他人事として考えないで
上越警察署管内では、令和4年、5年ともに特殊詐欺の被害件数・被害額が県内で最多となっており、ここ上越市は、人を信用しやすい地域柄や現金を受け取る際の交通アクセスの良さなども相まって、犯人にとって「狙いやすいまち」として認識されている可能性があります。
あなたは「自分は被害に遭わない」と思い込んでいませんか。実は、そういう人こそ詐欺の被害に遭いやすいのです。犯人は電話を使うことによって、相手に冷静になる機会を与えないようにしてお金を振り込ませようとしてきます。
特殊詐欺の被害に遭わないために、「自分が被害の当事者になるかもしれない」という意識を持ち、万が一あやしい電話があったら、すぐに相談・確認する相手を決めておくようにしましょう。また、不審なメールが届かないようにパソコンのウイルス対策をしたり、普段使用しているパスワードなどを小まめに変更したりすることも有効な対策です。
市では地域や関係機関と連携して、防犯活動や防犯対策に取り組んでいます。皆さんも普段の生活の中で防犯対策を実践してみましょう。
7月6日(土曜日)〜14日(日曜日)は「防犯週間」、7月12日)(金曜日)は「上越市防犯の日」です。
電話で「お金」の話が出たら、一人で判断せずに家族や友人のほか、近くの交番や駐在所、警察署に相談しましょう。
新潟県無形民俗文化財指定「直江津・高田祇園祭の御旅所行事と屋台巡行」
ステージイベント、飲食などの出店、子ども縁日、盆踊り、抽選会、打ち上げ花火など。
打ち上げ花火、ナイアガラのほか、縁日など、今年で4回目となる手づくりイベント。
盛夏おもしろゲームや大抽選会など。
地元飲食店のブースやステージイベントなど「みんなで創る」祭り。
柿崎時代夏まつり
花火大会
夏の夜空に五穀豊穣を願う稲穂竿灯の黄金色の灯りが輝く祭り。
「ひとつになろう夏まつり」を合言葉に、屋台村や各種芸能発表、花火など。
希望館中央広場における子どもたちの体験コーナー、飲食ブースや多目的ホールでの芸能発表など。
龍神伝説坊太郎復活の儀、聖水みこし渡御、ステージイベント、地域最大きよさと大花火大会など。
地区の特色をいかした前夜祭と夕陽イベント、海上花火大会などの本まつり。
当市と南魚沼市を結ぶ地域高規格道路、上越魚沼地域振興快速道路(上沼道)の安塚ー大島間の早期開通を訴えるシンポジウムが安塚コミュニティプラザで開催されました。
あいさつに立った中川市長は、「上沼道は、人やモノの流れによる地域活性化、大規模災害や冬期間における交通の確保など、沿線地域の住民の生活に大きな役割を果たす極めて重要な道路。着実な推進に向けなお一層のご支援をお願い申し上げる」と想いを伝えました。
吉川区川谷地区で活性化に取り組む「地域おこし協力隊」に採用された北海道出身の森嶋砂人さんが市長の元へ着任のあいさつに訪れました。
森嶋さんは、「米が好きで、米づくりを学べたらと思い応募した。ものづくりも好きで、今住んでいる家は空き家だったので、まずは自分で改修できたら」と意気込みを語りました。中川市長は「地元の人たちがどのように暮らしてきたか学び、今ある価値をいかしてもらいたい」と期待を述べました。
大潟、吉川、名立、頸城の4つの商工会と、三和、中郷、清里牧、板倉の4つの商工会がそれぞれ、令和7年4月の合併に向け協議がまとまり、基本協定書の調印式が行われました。
立会人としてあいさつに立った中川市長は「令和4年度の合併検討協議会の設置以降、合併に向けて慎重に検討を重ねてこられたとお聞きしており、この間の皆さんのご苦労に対し、深く敬意を表する。商工会の合併のメリットを会員の皆さんが享受できるよう、それぞれの知見や経験を集約をしていただき、より専門的な支援につなげていただくことを期待する。市としても合併が円滑に進むよう商工会の皆さんと情報共有を図りながら、皆さんに寄り添った支援を行っていきたい」と述べました。