問合せ:こども家庭センター(電話:025-520-5725)
すべての子どもが、いきいきとした笑顔で健やかに成長することは、上越市に暮らす私たちみんなの願いです。市では、「みんなで育むこどもの笑顔、輝く未来」を基本理念に掲げ、令和7年3月に「上越市こども計画」を策定し、妊娠・出産、子育て家庭などへの支援に取り組んでいます。子育ては悩むことがあって当たり前。一人で抱え込まず、気軽に支援制度を利用してください。
スマートフォンやタブレット、パソコンなどからサイトにアクセスし、妊娠や出産、子育てに関する質問を入力すると、回答や関連するホームページのリンクが会話形式で表示されます。24時間いつでもどこでも気軽にアクセスできます。
詳しくは子育て支援AIチャットボットサービスをご利用ください(こども家庭センター)
妊婦健診や子どもの健診結果を入力すると、自動でグラフ化され、健康状態や子どもの成長の様子がひと目で確認できるなど、妊娠・子育て中の人を応援する便利な機能を備えたスマートフォン向けアプリです。
7月から予約制になる「母子健康手帳の交付」や「乳幼児健康診査の受診」などの予約も「母子モ(ぼしも)」から簡単にできます。
詳しくは母子健康手帳アプリをご利用ください(こども家庭センター)
保健師や社会福祉士、心理士、栄養士の専門資格を持つ職員が、子どもに関するさまざまな相談を受け付けています。
一人で悩まずに気軽にご相談ください
詳しくは、子どもに関する各種相談窓口など(こども家庭センター)
質問:離乳食で、必要な栄養が摂取できているか不安です。
回答:子どもの栄養に関する疑問や悩みの相談は、電話のほか離乳食相談会でもお受けしています。
質問:ほかの子より、ハイハイを始めるのが遅い気がします。
回答:子どもの育ちには、一人一人個性があります。専門の職員が、お子さんの成長や発達について一緒に考えます。
専任のスタッフが、不安や悩みを抱えている子育て中の家庭や妊産婦などに寄り添いながら、一人一人のニーズに応じたアドバイスを行っています(申し込み不要・無料)。オーレンプラザへ出かけるのが難しい場合は、ご自宅やお近くの公共施設へ出向きます。
昨年、県外から移住してきました。身近に頼れる人がおらず不安でしたが、子育てinfoに連絡したところスタッフさんが自宅まで来てくださり、友達感覚でお話しができ、とても安心しました。こどもセンターに遊びに行ったついでに相談できるので、悩んだらまずはここに連絡しています。親御さんたちと交流もできるので、ぜひ利用してみてください。
宮沢さんご家族
「子育てinfo」に多く寄せられた相談内容のほか、妊娠中からのお役立ち情報や、おでかけスポットなども紹介しています。
(2025年度版は6月末発行予定)
「保護者同士の交流の場」や「親子で一緒に遊べる場所」として、申し込み不要・無料で利用できます。子育てに関する相談や、支援情報の提供を行っています。
子育てひろばには、市内外さまざまな地域から月齢が異なるお子さんと親御さんが集まります。みんなで悩みや相談事を共有する「家庭以外の居場所」として活用してもらっています。
私たちは「子育ての伴走者」として皆さんがまた利用したいと感じる雰囲気づくりを大切にしています。安心して遊びに来てください。
問合せ:学校教育課(電話:025-545-9244)、教育総務課(電話:025-545-9243)
上越市の不登校児童生徒数は、全国の傾向と同様に年々増加しています。子どもが不登校になる原因はさまざまですが、「学校生活にやる気が出ない」などの理由が多く、原因がはっきりしていないことが多い傾向にあります。また、登校できても教室で授業を受けることができない子どももいることから、「不登校児童生徒数」として表れる人数以上に悩んでいる子どもがいます。このような中、不登校となっている子どもの教育を受ける機会を確保するため、多様な「学びの場」が必要とされています。
今号では、不登校となっている子どもの現状と、子どもをサポートする市の取り組みを紹介します。
上越市の小・中学校の不登校児童生徒数は、令和5年度に合わせて404人と過去最多にのぼりました(令和元年度との比較で小学生は約3.7倍、中学生は約1.7倍)。
中学校では、小学校に比べ不登校の発生が多く、特に中学1年生で急増する傾向にあります。
(注)「不登校児童生徒」とは 年間30日以上欠席した人のうち、病気や経済的な理由によるものを除いた人
一人一人の子どもの状況に合わせた支援が必要
その上で「相談する」「安心する居場所を見つける」「教室以外の学ぶ場を見つける」ことを考えてみませんか。
学校以外にも相談場所があります
児童生徒も、保護者も相談する場所があります 一緒に考えてみませんか
詳しくは「子どもホットライン」「メール相談」「来所相談」のご案内 [PDFファイル/65KB]
市では、国の不登校対策に基づき、子どもの状況に応じて「学びたい」と思ったときに学ぶことができる環境の整備(学びの場や居場所の提供)に取り組んでいます。
登校できても、他の児童生徒と一緒に授業を受けるのが難しい子どものため、学校では教室以外の学びの場や居場所の整備を進めています。
例えば城西中学校では、スペシャルサポートルーム「にじいろ教室」が設置され、学習の場所の選択肢の一つとなっているほか、地域の人を講師に招き、フラワーアレンジメントや陶芸などのイベントも行っています。
学校以外の学びの場として、市では「子ども未来サポートCoCoMo(ココモ)」を運営しています。学習教材を持参して自主学習ができるほか、オンラインで学校の授業に参加することもできます。また、指導員とのレクリエーションを通じたコミュニケーションや相談により、子どもにとって安心して過ごせる居場所となるよう努めています。
市内には、社会福祉法人が運営する「やすづか学園」をはじめ、民間事業者が運営しているフリースクールが増えてきています。
市では、子どもの学校復帰や社会的自立を支援するため、こうしたフリースクールなどの利用に係る経費の一部を支援しています。
詳しくは、上越市フリースクール等利用支援補助金(教育総務課)
学校に行けない、または行きづらいけれど「学校で学びたい」という意欲を持った中学生の思いを支えるために、新たに学校を開校します。特別な教育課程を編成し、地域の皆さんのご協力や上越教育大学の支援を受け、子どもたちが自立して生きる力を育んでいくことを目指します。
問合せ:市民安全課(電話:025-520-5661)
犯罪被害にあわれた人やそのご家族・ご遺族は、生命を奪われる、傷害を負わされるといった直接的な被害にとどまらず、周囲の偏見などによる心無い言動、インターネットなどを通じた誹謗中傷などの「二次被害」に苦しめられる場合があります。
市では、受けた被害の早期回復・軽減や、日常生活の再建を図り、誰もが安全で安心して暮らすことができる地域社会を実現するため、「上越市犯罪被害者等支援条例」を制定しました。
犯罪被害者などが再び平穏な生活を過ごせるようになるには、身近な地域の人や事業所の皆さんの理解と協力が必要です。犯罪などの被害にあって困ったり苦しんだりしている人たちを社会全体で支えましょう。
詳しくは、上越市犯罪被害者等支援条例を制定しました(市民安全課)
犯罪被害者などが直面しているさまざまな問題について相談に応じ、必要な情報の提供や支援が可能な関係機関などへの連絡調整を行います。
一人で悩まずご相談ください。
犯罪被害者等支援総合窓口:市民安全課 防犯・交通安全係
犯罪被害者などの経済的負担を軽減するため、見舞金を支給します。
見舞金の種類 | 支給額 | 支給対象者 |
---|---|---|
遺族見舞金 | 30万円 | 犯罪行為により亡くなられた人のご遺族 |
重傷病見舞金 | 10万円 | 犯罪行為により、重傷病を負わされた人 |
(注)令和4年4月1日以降に発生した犯罪行為による被害が対象です
詳しくは、犯罪被害者等見舞金支給事業(市民安全課)
問合せ:市民安全課(電話:025-520-5660)
地域での防災の取り組みや防災力を高めるための市の支援制度について紹介します。いつ起こるか分からない災害に備え、地域ぐるみで防災活動について考え、取り組んでみませんか。
市内の町内会を対象に、災害時の避難や防災訓練の実施に必要な防災資機材購入の費用を補助します。
(注)補助金の交付は、1町内会につき1回。
(注)令和6年度に補助を受けた町内会は、令和7年度以降の補助の対象にはなりません。
詳しくは、町内会の防災資機材購入を補助します(上越市防災資機材整備補助金)(市民安全課)のページをご覧ください。
赤沢町内会(吉川区)
防災アドバイザー(防災士)が地域の防災活動をサポートします。費用は無料ですので、市民安全課までお気軽にご相談ください。
「マイバッグ講習」(非常持出品・備蓄品の説明)
災害時に持ち出すマイバッグに何を入れますか?参加者みんなで考えましょう。
参加者の声
問合せ:広報対話課(電話:025-520-5615)
市の基本的な計画や重要な条例などの立案等の段階で、市民の皆さんから広く意見を募るとともに、寄せられた意見について意思決定を行い、その結果と市の考え方を公表する一連の制度です。
上越市パブリックコメント条例に基づき、令和6年10月1日から令和7年3月31日までの運用状況を公表します。
案件名 | 実施期間 | 寄せられた意見数 (意見提出者数) |
意見反映数 |
---|---|---|---|
第4期上越市中心市街地活性化プログラム(案) | 令和6年10月15日から11月14日 | 11件(2人) | 4件 |
上越市犯罪被害者等支援条例(案) | 令和6年12月25日から令和7年1月23日 | 13件(1団体) | 0件 |
上越市まち・ひと・しごと創生長期ビジョン(令和7年改訂版)(案)、第3期上越市まち・ひと・しごと創生総合戦略(案) | 令和6年12月25日から令和7年1月23日 | 9件(1人) | 6件 |
上越市一般廃棄物処理基本計画(ごみ・食品ロス・生活排水・災害廃棄物)(案) | 令和6年12月25日から令和7年1月23日 | 1件(1人) | 1件 |
上越市こども計画(案) | 令和6年12月25日から令和7年1月23日 | 42件(5人) | 29件 (うち一部反映1件) |
(注)これらの案件は、法令などにより縦覧その他パブリックコメントと同等の効果を有すると認められる手続きが義務付けられていることや、市民の生活および事業活動に影響を及ぼさない軽微なものであったことから、パブリックコメントを実施しませんでした。
計画や条例の案の公表場所や意見の提出期限などは、随時、広報上越や市ホームページでお知らせします。市民参加によるまちづくりに向け、積極的にご意見をお寄せください。
問合せ:財政課(電話:025-520-5637)
市は、「上越市財政状況の公表に関する条例」および「地方公営企業法」に基づき、予算の執行状況や一時借入金の状況などを年2回公表しています。今回は、令和6年度予算について、令和7年3月末現在の財政状況をお知らせします。市の入出金の締め切りが5月末のため、収入、支出額ともに今後変動します。
なお、令和6年度決算の概要は10月号でお知らせします。
名称 | 予算現額 | 収入済額 | 支出済額 | |
---|---|---|---|---|
一般会計 | 1,170億9,157万円 | 1,067億1,323万円 | 1,014億1,353万円 | |
特別会計 | 介護保険 | 245億7,749万円 | 240億6,597万円 | 221億5,699万円 |
国民健康保険 | 165億 65万円 | 153億1,125万円 | 151億3,635万円 | |
その他の特別会計 | 32億2,360万円 | 28億6,270万円 | 30億6,317万円 |
名称 | 収益的収入 | 収益的支出 | 資本的収入 | 資本的支出 |
---|---|---|---|---|
下水道事業 | 92億8,928万円 | 87億6,898万円 | 97億4,406万円 | 121億 426万円 |
ガス事業 | 75億8,874万円 | 75億4,469万円 | 1億4,396万円 | 13億3,584万円 |
水道事業 | 64億4,568万円 | 52億6,866万円 | 5億2,055万円 | 60億9,704万円 |
病院事業 | 31億6,543万円 | 31億1,093万円 | 1億9,797万円 | 3億1,705万円 |
(注)予算現額は、令和7年3月補正後の予算額と令和5年度から繰り越した予算額の合計。
一般会計 | 969億1,499万円 | 道路や公園、学校などを整備するための借入金 |
---|---|---|
下水道事業 | 809億8,631万円 | 公共下水道などを建設するための借入金 |
その他の事業 | 122億5,496万円 | 上水道やガス供給施設などを整備するための借入金 |
0円 会計年度中、一時的に事業費等の支払資金が不足した場合、その不足を補うための借入金
財政調整基金 | 53億8,051万円 | 災害の発生などによる緊急的な支出に備え、積み立てている資金 |
---|---|---|
その他の基金 | 105億8,194万円 | 施設の整備など特定の目的を達成するために、積み立てや運用を行う資金 |
(注)財政調整基金は、3月31日付で補正予算を専決処分した結果、4月号でお知らせした見込みを上回る額となりました。
上越地域消防事務組合は、上越市・妙高市が負担金を支出して消防業務を実施する一部事務組合の組織です。
問合せ:上越地域消防事務組合(電話:025-545-0119)
(注)予算現額は、令和5年度からの繰越予算を含んでいます。
(注)表示単位未満を四捨五入しているため、合計と内訳が一致しない場合があります。