逸品展示「御所参内・聚楽第行幸図屏風」展覧会チラシ [PDFファイル/1.69MB]
逸品展示「観桜会のはじまりとその時代」展覧会チラシ [PDFファイル/991KB]
逸品展示「観桜会のはじまりとその時代」展示資料リスト [PDFファイル/144KB]
「御所参内・聚楽第行幸図屏風」(小林英好氏所蔵・上越市立歴史博物館寄託)を3年ぶりに公開します。(前回は令和4年度に公開)。
また、同時開催として、「高田城址公園観桜会100回」の開催にあわせて、館蔵資料を中心に、観桜会のはじまりとその時代について紹介します。
令和7年3月28日(金曜日)~6月15日(日曜日)
午前9時から午後5時
(注)入館券の販売は閉館時間の30分前まで
(注)3月28日(金曜日)~4月13日(日曜日)は観桜会期間中につき、午後7時まで延長します。
月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日
(注)観桜会・ゴールデンウィーク期間は無休
団体割引、減免、市内文化施設との共通入館券等の詳細は、ご利用案内「入館料」をご覧ください
「御所参内・聚楽第行幸図屏風」(左隻)(小林英好氏所蔵・上越市立歴史博物館寄託)
平成20年(2008年)に上越市内で発見され、翌年の初公開では日本中で話題となった屏風です。
六曲一双の広大な画面には、右隻右端に御所が描かれ、その御所から鳳輦(ほうれん)を中心とする行列が、さらに左隻には左端に巨大な城郭が描かれ、そこから桐紋を付けた華麗な牛車の行列が出てきています。
「昭和10年の観桜会ポスター」(上越市立歴史博物館所蔵)
昭和10年(1935年)の観桜会ポスターです。
観桜会のもととなった桜は、明治42年(1909年)に陸軍第13師団の高田入城を記念して、高田城跡に2,200本を植樹したことにはじまります。
桜は、大正3年(1914年)頃に美しく咲き揃い、大正15年(1926年)には第1回目の観桜会が行われました。
この頃、高田の夜桜を全国へアピールするため「日本三夜景」というフレーズが登場します。
現在、高田城址公園の桜は「日本三大夜桜」と称されますが、このキャッチフレーズは戦後になって定着したものでした。
本資料は、令和2年度に上越市立高田図書館から上越市立歴史博物館に引き継がれ、現在は上越市立歴史博物館が所蔵しています。